◆ ◆ 環境保護は家庭から(掃除編) ◆ ◆
日々の暮らしの中で「炊事・洗濯・掃除」は切り離すことが出来ませんよね。
その炊事・洗濯・掃除の際には「合成洗剤」が使われ、流された汚水は配水管を通り、やがて海へ流れていきます。
環境保護を考え、家庭から流し出される排水を少しでもキレイにするためには、普段使用している合成洗剤の代わりに「重曹」や「クエン酸」を使用した掃除をオススメします。
重曹・クエン酸は、人にも浄化槽にも優しいので安心して使用することができます。
既に数多くの方が実践されているようですが、まだ合成洗剤を使っている方!
一緒に環境を考えたエコクリーニングを始めませんか?
なぜ汚れが落ちるのか
重曹は弱アルカリ性(PH約8)で、クエン酸は弱酸性(PH4〜5)です。
ごちゃ混ぜになりやすい人は、クエン酸は「酸」が付くから酸性と覚えれば簡単ですよね。
アルカリ性と酸性を合わせると「中和」されます。
「中和」されると汚れが落ちやすくなる、この性質をうまく利用してキレイに掃除をするのです。
つまり、重曹はアルカリ性なので「酸性の汚れ」に使用し、クエン酸は酸性なので「アルカリ性の汚れ」に使用することで汚れが落ちやすくなるのです。
重曹・クエン酸を使って掃除をすると、今まで使用していた合成洗剤や塩素系の強力な洗剤を使用せずに済みますので、環境にやさしいキレイな掃除が出来ますよ。
重曹について
薬局やスーパー、ホームセンターなどで売っていますが、重曹には「薬用」と「食用」、それに「掃除用」があります。
「薬用」は、医薬品として許可を得たものです(重曹は昔から胃薬としても重宝されてきています)。
「食用」は、食品添加物としての基準をクリアしたものです(ベーキングパウダー)。
「掃除用」は、薬用や食用の重曹と製法から検査方法まで全く同じ規格のものなのですが、洗浄剤として低価格でお客様にお届けできる様に医薬品や食品添加物の許可を得ていないので、薬用(胃薬)や食用(ベーキングパウダー)または食器洗い用としての使用は避けたほうがいいです。
重曹の結晶は柔らく、傷が付きにくいので研磨剤としても効果を発揮しますが、しっかりと水には溶けないので、重曹を使用した後のザラザラ感が気になる場合には、酸性のクエン酸で拭くと中和されてスッキリします。
★使用方法
汚れの種類や場所・度合いによって「粉末」のまま、少量の水て溶いた「ペースト状」、水に溶かした「水溶液」(水200ccに対し重曹大さじ2杯(分量に関しては「一例」ですので参考までに・・))として使用します。
クエン酸について
クエン酸は、レモンや梅干などの酸っぱさの素です。
穀物酢、米酢、純米酢、りんご酢などのいわゆる酢(酸性であればいい)でも代用できるのですが、掃除に使う場合は低価格の穀物酢でいいと思います。
ただし、寿司酢などの「調理酢」は掃除には使用しないようにしましょう。
★使用方法
顆粒状のクエン酸もありますので、そのまま「粉末」で使用したり水に溶かしても使用できます。
100均で売っているスプレー式のボトルを利用して、水500ccに対しクエン酸大さじ2杯(分量に関しては「一例」ですので参考までに・・)を入れます。
キレイに掃除するためには
キレイに掃除するポイントは「汚れの種類を見極めること」にあります。
大まかにいいますと、アルカリ性である重曹は、「油汚れ」などの酸性の汚れに使用します。
他に重曹が効果を発揮する汚れをあげてみまと・・・
バターなどの油脂食品、ビール・日本酒、衣類の皮脂汚れ、お風呂の皮脂汚れ、手垢、湯垢、生ゴミの臭い、排水溝の汚れ・臭い、腐敗臭、嘔吐物、台所の換気扇・ガスレンジの油汚れ、室内・玄関・靴箱・冷蔵庫・ペット・カーペットの臭い、衣類のたんぱく汚れ・食べ物の汚れ、窓ガラスの汚れ、クシ・ブラシの汚れ、クレヨンの汚れ、鍋の焦げ付き、五徳、茶渋などがあります。
酸性であるクエン酸は、「水垢汚れ」などのアルカリ性の汚れに使用します。
他にクエン酸が効果を発揮する汚れをあげてみまと・・・
石鹸カス、尿、電気ポット内部の汚れ、生ゴミの臭い、魚の生臭い匂い、タバコの匂い・ヤニ、野菜のアクによる鍋の黒ずみ、トイレの拭き掃除や便器の黄ばみ・水垢・臭い、蛇口の曇り、シャンプー後のリンスなどがあります。
使用する際には
重曹の取扱い
アルミニウムに使用すると黒ずんでしまうので使用しないように。また、漆器にも使用しないで下さい。
直射日光を避け、高温多湿の場所に保管しないようにしましょう。
研磨効果があるので、眼に入った時は絶対にこすらずにすぐに洗い流し、眼科の診察を受けましょう。
クエン酸の取扱い
鉄に使用すると錆びることがありますので使用しないようにしましょう。
酸性に弱い大理石にも使用しないようにしましょう。
なお、重曹・クエン酸を利用した掃除は「人に優しい」とは言われておりますが、手荒れがひどい方などは作業時にゴム手袋の利用をオススメします。
地球規模からすればほんの小さなことでも、出来ることから始めましょう・・・
環境保護のために!
